中森明菜の復活はあるのか? イベントは大成功 

時事ネタ

歌手の中森明菜さんが、7月に行われたファンクラブ限定のイベントを盛況に終え、「昭和の歌姫ここにあり」と健在ぶりをアピールしました。

明菜さんは、2010年頃から体調不良などの理由で公の場に出ることがほとんどありませんでしたが、今年に入ってからは自身のYouTubeチャンネルを立ち上げ、ジャズ調の歌を披露するなどして、再び活動を見せ始めました。

しかし、その後の目立った活動はなく、YouTubeチャンネルもほとんど更新されていません。果たして中森明菜さんは本当に復活するのか、また復活する必要があるのかについても考えてみたいと思います。

デビュー当時の明菜さん

7月のイベントは大成功

去る7月12日から14日の3日間、東京都内のライブレストラン「コットンクラブ」で、中森明菜さんがファンクラブ会員限定のイベントを開催しました。このイベントは3日間で5公演が行われ、約1000人を動員し、売上は7000万円以上に達しました。

その直後の7月17日には、「FRIDAYデジタル」で、イベント時に会場を出入りする明菜さんの様子を捉えた写真が公開されました。写真には、イベント終了後に宿泊するホテルに戻り、車から降りた際の黒いサングラスと髪を束ねた黒いドレスの明菜さんが映っていました。また、自身の顔がプリントされたTシャツを着たソバージュ姿の明菜さんが関係者とふざけるようなショットもありました。

この報道に対して、SNSでは「元気な姿で戻ってきてくれて、それだけで十分」とか「元気そうでよかった」といったコメントが多く寄せられ、明菜さんの元気な姿を見て安心したという声が目立ちました。特にX(旧Twitter)では応援コメントが多く、ファンの方たちも安堵したことでしょう。

ただ、世間の反応はそれほど大きくなく、その後の明菜さんの近況について追った記事は少なかったようです。

コアなファンは多くても、若い世代への影響は?

私自身、中森明菜さんの大ファンです。明菜さんは1982年にデビューし、今年でデビュー42年目を迎えます。1980年代を代表する歌手であったため、私の年代、つまり50代から60代の方々がファンの中心となっているはずです。

明菜さんは昭和末期を代表する歌手としての位置づけがありますが、若い世代にはあまり馴染みがないかもしれません。もちろん、昭和歌謡が好きな若い人もいるでしょうが、それはごく一部でしょう。多くの若い世代には「価値がいまいちわからない」と感じられているのではないでしょうか。

明菜さんの「復活」と言っても、現時点では自身のYouTube番組内での活動やファンクラブ会員限定のイベントに限られています。テレビやラジオ出演もなく、一般公開のライブやコンサートも行っていません。このような場所でのパフォーマンスこそが「完全復活」であると考えます。おそらく、明菜さん自身もこの点を十分に理解していることでしょう。

また、巷で話題になっているのが「紅白出場」の可能性です。明菜さんの復活を期待するメディアも目立っていますが、完全に復活を果たしていない限り、紅白出場はかなり厳しいのではないかと思います。SNSでも「いまさら紅白なんて言わないでほしい」という同世代と思われる書き込みもあり、その意見にはファンである私も賛同します。

たとえ紅白に出場したとしても、果たして生歌でファンを納得させるほどの声量が出るのか、最後まで歌いきる体力があるのかについては、多くの人が懸念しているでしょう。であれば、「伝説は伝説のまま」でいてほしいと思います。むしろ、紅白には出ないでほしい、というか、メディアに表立って出なくてもよいのではないかと私は思っています。

伝説は伝説のままで

私は中森明菜さんの大ファンです。1982年にデビューし、「少女A」で一気にブレイクしたときは衝撃的でした。その次の「セカンドラブ」は全く異なるスタイルの曲で、大ヒットを記録しました。「ツッパリ的な面」と「切なさを感じさせる少女」の両面を持ち合わせ、まだ小学6年生だった私はすっかり魅了されてしまいました。

その後も「北ウィング」や「十戒」、「飾りじゃないのよ涙は」など、インパクトのある大ヒット曲が次々と登場し、私は完全にファンになりました。レコード大賞を2年連続で受賞し、歌手として成熟し、多くの人々を魅了しました。

平成以降、様々なトラブルに巻き込まれ、徐々に活躍の場を失っていきましたが、歌声と姿は衰えることなく、ファンの支持は絶大でした。2010年には病気のため歌手活動を休業し、2015年には一度復活の動きを見せるも、その後再び活動を休止。しかし、この度、活動を再開し始めたのです。

今年になってから、YouTubeやファンクラブ会員限定のライブなどで活躍を見せている中森明菜さんですが、私はそれ以上のことを望んでいません。明菜さんには、できる範囲で「私は元気だよ」とささやかに健在ぶりを示していただければと思います。おそらく生活に困っているわけではないでしょうし、苦難続きだった明菜さんの人生において、今の状態は比較的穏やかな状況なのではないかと推測しています。

最後に、ファンとしての視点で語りますが、中森明菜さんがこれからの人生を穏やかに過ごされることを心から願っています。その中で、ご自身ができる範囲での活動をしていただければ、それで十分だと思います。私の音楽のメインストリームは、いつまでも明菜さんが占めていますから…。

北ウィング当時の明菜さん

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