ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、今日のロッキーズVSドジャース戦で、4試合連続となる53個目の盗塁を決めました。これで「52-53」となり、MLB記録をさらに更新しました。
大谷翔平は偉大なり! 前人未到の「50-50」達成! 1試合3発10打点の大暴れ! 二刀流 – esho’s blog (eshostudio-blog.com)
今のペースでは盗塁数は年間55のペースらしく、2001年にイチロー氏が記録した56個に迫り、更新が期待されます。
プレイオフへの戦いが続く
このロッキーズ戦での大谷選手は、いつもの通り「1番・指名打者」として出場し、3打数1安打を記録し、53個目の盗塁を決めましたが、チームは3-6で敗れました。同じナ・リーグ西地区に属する2位のパドレス(松井裕樹選手とダルビッシュ有選手が所属)も勝利し、ゲーム差は3に広がり、予断を許さない状況となっています。ドジャースが地区優勝を果たすかどうか、ここが踏ん張りどころです。
プレイオフ出場はすでに決まっており、大谷選手自身初のプレイオフに臨むことになります。記録更新も期待したいところですが、肝心なのはこれからの戦いです。ドジャースは毎年地区優勝を達成しており、常にワールドチャンピオン(世界一)を期待されていますが、最後に優勝したのは2020年で、その年はコロナ禍で試合数が60に短縮されていました。それ以外のシーズンはワールドシリーズにすら進出できておらず、MLB最高峰の人気チームにしては、決して成功しているとは言えません。
大谷選手に無理をさせて記録更新を目指すあまり、万が一プレイオフの試合で怪我をしてしまったら元も子もありません。ただし、まだ優勝も決まっていないため、ここは悩ましいところです。大谷選手は恐らくフル出場を望み、100%のパフォーマンスで臨むでしょうが、怪我をしないかが気がかりです。
大谷になれたかもしれない?日本人選手とは
それにしても、日本人選手で私が生きている間に50本塁打と50盗塁の両方を達成する選手が出るとは思いもしませんでした。大谷選手がメジャーに行ったとき、活躍するとは思っていましたが、まさか40本以上の本塁打を打つとは予想できませんでした。
日本人選手の中では、松井秀喜さんがかつてシーズンで31本を打ったのが最高記録です。あの松井でさえ30本をようやく超える程度だったことを考えると、大谷選手がそれを超えるのは至難の業だと思っていましたが、彼はそれを軽々と越えていきました。
日本プロ野球においては、「40-40」すら達成されていません。しかし、決して夢ではなく、その可能性を秘めた選手が一人いました。
その選手が「秋山幸二」さんです。
秋山さんは1987年にホームランを43本放ち、本塁打王に輝きました。一方で盗塁も38まで伸ばし、あと2つで「40-40」に迫っていました。
実は「40-40」はこの時点ではMLBでも記録されておらず、もし達成していたならば秋山さんが最初の選手になっていたため、非常に惜しい記録でした(翌1988年にホセ・カンセコ選手が「40-40」を達成)。
秋山選手は1990年にも本塁打35、盗塁51を記録し、「35-51」を達成しました。前年の1989年には打率3割、30本、30盗塁を記録し、まさに三拍子揃った選手でした。
守備においても一流で、センターの守備は秀逸でした。走攻守が揃った秋山さんは、実は高校時代に元投手でもあり、もし時代が違ったら投手を続けて「二刀流」として活躍できたかもしれません。
今シーズンは「投手大谷」はなし
さて、今シーズン中に「投手大谷」を見られるかもしれないという報道が一部にありましたが、結果として大谷選手は今シーズン投げないそうです。
その理由は明白です。プレイオフという大事な試合が残っており、無理に投げる必要はありませんし、もし怪我をしてしまったら元も子もありません。投手大谷は来シーズンに見られると良いですね。
前の記事でも書きましたが、私は大谷選手が少なくとも来年は登板数をあまり多くしないと思います。私もその方が良いと思います。
大谷選手の持ち球は、160キロを超える速球、曲がりが非常に大きいスライダー(スイーパー)、落差と速度が素晴らしいフォークボール、そしてカーブです。昨年は特にWBCでスイーパーを連発し、その影響がシーズンにも続いたため、球数が増え肘に負担がかかった背景があります。その前のシーズンは球数や四死球が減り、15勝9敗、防御率2.33を記録しており、その感覚に戻るのが一番良いのですが、まだ時間がかかると思います。
来年の「投手大谷」は、試運転程度で良いのではないでしょうか?そして、引き続き「打者大谷」として驚異的なパフォーマンスを見せてほしいと思います。
エミー賞受賞の真田広之さんや、MLBで大活躍する大谷翔平さんの活躍は、混迷し凋落していると思われる日本人にとって数少ない光明です。暗い世相の中で、大谷さんたちの活躍を見続け、少しでも明るい気持ちになりたいところですね。
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