天気急変が続く最近の空模様 東京の夏の雷日数 平年の2倍

災害

エーショー西郷です。皆様がこの日記をご覧になっているころ、私は小旅行中です。この旅行中に、天候に異変が少ないことを祈っていますが、どうなることやら。(笑)

最近、関東近県では特に天気の急変が続いていますね。昼間は晴れていても、急に雲が出てきて大雨になったり、雷が激しく鳴ったり…。

夏はその傾向が強いのですが、30年~40年前はそれほどでもなかったように思います。

では、なぜここまで急変する天気が増えたのでしょうか?

東京の雷日数が平年の2倍に

実は、今年の東京の雷日数は、夏季の3か月間で、平年の6.9日と比較して、8月14日の時点ですでに14日となっており、既に平年の2倍以上になっています。

最近では、九州から東北までの広い範囲(ほぼ北海道以外の日本列島すべてと言っても過言ではないでしょう)で大気が不安定で、ところどころで雨雲が発生しています。

私は天気についてあまり詳しくないので、「太平洋高気圧が張り出しているから、晴れるはずだ!」と思い込んでしまうのですが、天気はそんなに単純なものではないですよね。

これほど高温になると、逆に大気が不安定になり、積乱雲が発生しやすく、急な雨だけでなく、落雷や、竜巻などの激しい突風など、危険な現象が発生するおそれがあります。

何故大気の状態が不安定に

なぜここまで1日のうちで天候が大きく変化するような大気の不安定さが生じやすいのでしょうか。それは、この猛暑とそれに伴う「暖かく湿った空気」によるものです。

天気図上では台風7号はすでに消滅し、日本列島上は太平洋高気圧に覆われています。せいぜい、日本の南海上に台風9号がある程度で、他に悪天候になる要素は見当たりません。

しかし、この台風9号をはじめとする「暖湿流」という、いわば雨雲の燃料とも言うべき存在が、九州から関東の太平洋沿岸を中心に広い範囲に流れ込んできています。さらに、この暑さで地上付近の気温が上昇するため、対流活動が活発になり、短時間で急激に雨雲が発達し、天気の急変が起きやすいのです。

天気の急変のサイン

実は私も7月に天気の急変に見舞われました💦

7月20日に開催予定だった「足立花火」を見学するために、北千住の荒川沿いの会場に行ったのですが、開始1時間ほど前から会場の西方で雷が鳴り始め、さらに、開始15分前になって突然「花火を中止します」との放送があり、中止になりました。

やむなく北千住まで歩く途中で、急に雨が降り始めました。雷も増してきて、かなりの雷雨でした。ましてや、北千住駅に向かう人々でごった返し、駅に入るまで大行列ができていました。

花火大会の時期に雷雨はつきものですが、花火開催にあたっては、花火業者の方々を中心に、会場設営の方なども本当に大変だっただろうし、なおかつ中止になって残念だったと思います。

やはり、雷雨を伴う天候急変するときには、その前触れとなるサインが必ずあります。

  • 真っ黒い雲が近づいてくる
  • 雷の音が聞こえる
  • 急に冷たい風が吹いてきた

この「足立花火」の時も、上記のサインが上から順番に現れました。「ひんやりとした風」を感じた時には、「ああ、これはもう降るな…」と思い、その直後に中止の放送がありました。見事に雷雨の予感が的中してしまったのです。(下記の写真は、足立花火会場で、天候激変の直前のものです)

やはり、これらの異変を感じたら「天気が急変する」と覚悟するしかないようですね。雨だけでなく、雷の危険性や風が強まることによる危険性も考えながら、次の行動を決める必要があります。異変を感じたら、すぐに頑丈な建物や車内に避難して、安全を確保しましょう。

では!

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