元AKB48の小嶋陽菜さんが、アイドルから実業家へと華麗に転身しました。
愛称「こじはる」で知られる小嶋さんは、代表を務める「heart relation」(東京、代表取締役CCO 小嶋陽菜)の株式51%を、東証グロース市場上場のアパレルEC企業「yutori」(東京、片石貴展社長)に売却し、同社の傘下に入りました。その株式の売却額は約17億円です。
2017年4月にAKB48を卒業後、翌年6月にブランドを立ち上げ、2020年1月に会社を設立。設立から5年目で巨万の富を得た小嶋さんは、現在も経営に注力し、「AKB卒業生で最も成功した人物」と称賛されています。その華麗なる転身ぶりに迫ります。
アイドルから実業家へ
小嶋陽菜さんは、2005年にAKB48の創設メンバーとしてデビューし、その後もグループの総選挙で常に上位に位置する人気者でした。その天真爛漫なキャラクターは、常にファンから愛されていました。
約12年間AKBグループに在籍し、2017年に卒業した小嶋さんの転身はここから始まりました。2018年6月20日、小嶋さんは自ら企画・プロデュースするファッションブランド「Her lip to」を発表し、同日にオンライン販売を開始しました。さらに、2年後の2020年1月には、戸髙純さんと共同で「株式会社heart relation」を創業。以降、小嶋さんは「Her lip to」のクリエイティブ・ディレクターとして商品企画やクリエイティブ制作に携わり、ブランド運営全体を取り仕切っています。
そして今回、先に紹介したように「heart relation」の株式51%をアパレルEC企業「yutori」に売却し、同社の傘下に入ることで約17億円の売却額を得ました。なお、同社は従業員数130人で、2023年12月期の売上高は29億円です。
小嶋さんがこの転身を成功させた理由は何でしょうか?
経営者として心がけていること
この度の売却について、小嶋陽菜さんは次のように語っていました。
「ブランドを愛してくれるお客さまにこれからも期待し続けてもらうためにも、今の仲間たちとこの先も長く続けていくためにも、同じ目線で責任を共有し合えるyutori社とパートナーシップを組むことがベストだと考えました。」
売却のタイミングも絶妙で、経営者としての手腕もさることながら、経営統合の視点も一流だと感じます。ビジネスについて小嶋さんは、「私たちは王道、正統派でありたい。誠実にモノを作って、お届けする。」と語っており、その姿勢が真摯であることが伺えます。
クリエイティブな面については、「商品のシルエットにこだわりがある」とし、「インターネット上で見るよりも実物が届いたときに感動するように意識して制作している」と語っています。実物に対する観察力を重視している姿が見受けられます。これは当然のことかもしれませんが、大事なポイントです。
また、会社経営については、「発信力や顧客とのコミュニケーションにおいて、AKB48時代の経験が活きている」と述べており、アイドル時代の経験を生かしながら経営に取り組んでいる様子が伺えます。口で言うのは簡単ですが、実践するのは非常に難しいことです。AKBを卒業してからの7年間、小嶋さんの努力は並大抵のものではなかったと思います。
小嶋さんはきっと、経営手腕も人を見る目も物を見るセンスも秀でているのでしょう。過去の経験を見事に生かし、人とのつながりを大切にすることで成功を収めたのだと思います。組織を大きくし、良いチームを作ることを重視した結果、今回の売却劇に繋がったと言えるでしょう。
タレントとしても健在ぶりをアピール
小嶋陽菜さんは、社長業に邁進しながらもタレント業を続け、その健在ぶりを先日、自身が運営するYouTubeチャンネルで見事に披露しました。
9月6日に更新された同チャンネルでは、京都での様子が公開されました。まずはスタートアップイベント『IVS2024 KYOTO』に登壇するシーンが紹介され、本番前には「夏は餃子とビールじゃない?」と屋台飯を楽しむ姿が映し出されています。その後、登壇も無事に終え、「刺激になりました」と振り返りました。さらに、浴衣に着替えて京都の街並みを散策する様子が映し出され、その浴衣姿が妖艶で、ファンからの喝采が続きました。
ファンからは「可愛すぎる」「本当に眼福」「やっぱこじはる別格だなぁ」といったコメントが寄せられています。
経営者として忙しい日々を送りながらも、タレントとしての健在ぶりを見せた小嶋さん。今後のさらなる活躍がますます楽しみです。
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