アラン・ドロンさん死去  二枚目 美男子 三遊亭小遊三 Alain Delon

時事ネタ

フランスの有名俳優のアラン・ドロン(Alain Delon)さんが、88歳で亡くなりました。※本名 Alain Fabien Maurice Marcel Delon

世界的にも有数の俳優であった方ですね。二枚目俳優というと、私はまず真っ先に「アラン・ドロン」と言います。二枚目というだけでなく、世界の俳優で名前が真っ先に上がるのはこのアラン・ドロンさんかジョン・ウェイン氏です。(他の世界的俳優をあまり知らないだけかもしれませんが(;’∀’))

世界的大俳優のアラン・ドロンさん

アラン・ドロンさんを知らない人は、ほとんどいないといってよいでしょう。何せ、映画に全く疎い私でさえその名を知っているほどですから…。

1950年代にデビューし、「太陽がいっぱい」や「ボルサリーノ」、「サムライ」など、約90本の名作に出演しています。

国際的に確固たる評判を築いており、特にイタリアの名監督ルキノ・ヴィスコンティの手がけた「山猫」や「若者のすべて」に出演して、その才能が広く認められました。

昭和60年(1985)に出演した映画「真夜中のミラージュ」ではセザール賞最優秀男優賞を受賞。令和元年(2019年)5月には、カンヌ映画祭でキャリア全体に対して名誉あるパルム・ドールを受賞しました。

この時にアラン・ドロンさんは、「これは少しばかり生前追悼のようなものですが、生きているうちに受け取れることに感謝しています」と、感動しながら語っていたようです。

和製アラン・ドロン、いないいない~っ!アラン・ドロン!

日本においてアラン・ドロンさんは、「美男俳優」「二枚目スター」「美男子」の代名詞として知られました。

昭和52年(1977)にデビューした榊原郁恵さんは、「アル・パシーノ+アラン・ドロン<あなた」という曲を歌ったことがあります。(夏のお嬢さん♪の印象が強いですが)

水谷豊さんも「S&Bポテトチップ」のCMで、アラン・ドロンさんをライバルとして名を挙げるなど、「二枚目=アラン・ドロン」という印象が強かったですね。

そして、笑点メンバー古参の三遊亭小遊三師匠も、大喜利のネタでよく「いないいない~っ、アラン・ドロン!」って言って、よく笑わせています。これは、小遊三師匠がご自分を美男子に見立てて言うセリフで、昔は「福山雅治」の名前をよく言ってましたが、横やり入れられたのか、アラン・ドロンさん一択になりましたね。

そんな小遊三師匠も、アラン・ドロンさんが亡くなられたことを聴いて、悲しんでいるんじゃないでしょうか。X(旧Twitter)他のネット上で「小遊三の顔が浮かんだ」「小遊三が悲しむ」などのコメントが寄せられているようです。

また、昭和46年(1971)には、「レッド・サン」で故三船敏郎さんとも共演しています。

晩年は!?

アラン・ドロンさんは、1990年代以降はスクリーンからはやや遠ざかった存在でした。

晩年は、多数の銃を所持していた「騒動」もあったり、ややお騒がせな面もあったようです。また、日本人女性との交際の噂もあります。「ヒロミ」という女性がドロン氏と同居しているようで、3年前の2021年にフランスの名優であるジャン=ポール・ベルモンドさんの葬儀にドロンさんが参列した際に、このヒロミさんが同席していたそうです。

2023年に、このヒロミさんを、ドロンさんの3人の子供が、ドロンさんへのモラル・ハラスメントなどがあったとして、ヒロミさんを刑事告訴したそうです。この事件は結局、仏メディアによると、今年1月に検察側がヒロミさんを嫌疑不十分で不起訴処分にしたそうです。

アラン・ドロンさんが亡くなったというニュースは非常に悲しいものです。彼はフランスの映画界において非常に重要な人物であり、多くの名作に出演し、数多くのファンに愛されてきました。彼の演技は、特に『太陽がいっぱい』や『獲物』などの作品で評価され、その影響力は計り知れません。

彼の死が映画界やファンに与える影響を考えると、その業績を称え、彼の作品を通じて彼の功績を記憶に留めることが大切だと思います。

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