ヨークフーズさいか屋横須賀店（スーパー紹介）

今私が最も重宝し、頻繁に利用しているスーパーは「ヨークフーズ横須賀中央店」です。2024年3月下旬開店したばかりですが、活気がありながらも混雑せず、品揃えも豊富です！

セブン＆アイホールディングス傘下のイトーヨーカドーが閉店を相次いでいますが、ヨークフーズも閉店が続いています。

イトーヨーカドーの閉店が相次ぐ悲しい日本の高度経済成長の象徴的存在 – esho’s blog (eshostudio-blog.com)

ですが、この横須賀にできたヨークフーズはそれにもかかわらず盛況です。ヨークマートからヨークフーズに店名が変わった経緯も含めて、ヨークフーズの歴史や盛況の理由についても掘り下げてみたいと思います。

ヨークマートの設立からヨークフーズに
ヨークフーズ　さいか屋横須賀店

ヨークマートの設立からヨークフーズに

昭和50年（1975年）12月、株式会社イトーヨーカ堂は首都圏を中心とする食品専門のスーパーマーケットを運営する子会社として、株式会社ヨークマートを設立しました。

昭和51年（1976年）7月にオープンした勝田台店が1号店であり、その後、関東南部を中心に店舗展開を進めました。

店舗拡大を続けてきたヨークマートですが、セブン＆アイホールディングスの事業再編の影響を受けました。2020年6月、セブン＆アイホールディングスは首都圏の食品スーパーマーケット事業をヨークマートに集約する事業再編を実施しました。

これまで、食品スーパーマーケット事業としては、ヨークマートの他に、イトーヨーカ堂内の「イトーヨーカドー食品館」、イトーヨーカ堂直営の実験店であった「ザ・プライス」、そして2019年に新規業態の実験店としてオープンした「コンフォートマーケット」がグループ内に存在していました。しかし、これらの店舗はすべて、ヨークマートから社名変更された「ヨーク」に事業譲渡され、「ザ・プライス」以外の店舗のブランド名は「ヨークフーズ」に統一される予定です（「ザ・プライス」は「ヨークプライス」に変更予定です）。

さらに、2023年6月には、同年9月1日をもってイトーヨーカ堂と合併し、イトーヨーカ堂が存続会社となりました。この合併は、スーパーマーケット事業の低迷を受けて、仕入れや商品開発を一体化することでコスト削減を図り、向こう3年間で黒字化を目指すためのものです。

店舗は関東南部を中心に展開されており、2023年9月時点での店舗数は、東京都が23店舗、神奈川県が30店舗、千葉県が27店舗、埼玉県が23店舗となっています。