中森明菜さんが、大分県で来年4月に開催される音楽フェスに参加することが先日明らかになりました。最近では、明菜さんに関する話題が非常に多く、「中森明菜」や「明菜ちゃん」などのワードが、Xのトレンドにも急上昇しています。
今年に入ってからは、明菜さんの昔のコンサートの放送や、テレビに出演された際の再放送が行われるたびに、明菜さん関連のワードがトレンド入りする傾向がありましたが、それだけ明菜さんのファンが多いという証明でもあるでしょう。そして、この私もその一人です。(笑)
伝説のコンサート
去る7日の午後4時40分から、NHK総合で「伝説のコンサート 中森明菜 1991 リマスター」が地上波で放送されました。これは、1991年に明菜さんが開催した千葉・幕張メッセで行われたライブ映像が約1時間20分にわたり放送されたもので、放送後、Xで明菜さん関連のトレンドが多く急上昇しました。
このコンサートは、明菜さんが1989年に一時歌手活動を休止し、その後1990年に復活を果たしたものの、コンサート活動は行わず、この1991年に復活コンサートとして実施されたものです。明菜さんは「難破船」「北ウイング」「二人静」「十戒」「TATOO」「三・アモーレ」などのほか、デビュー曲の「スローモーション」などの代表曲を披露されました。明菜さんの復活を待ち望んでいたファンにとっては、忘れられないコンサートとなったことでしょう。
明菜さんの伝説のコンサートといえば、この2年前の1989年、つまり歌手活動休止前に行われた「中森明菜 イーストライブ」があります。これはよみうりランドで行われ、「スローモーション」から当時のシングル曲「LIAR」まですべてのシングル曲を披露しました。このコンサートは、私は実際のライブではありませんが、DVDで鑑賞したことがあり、明菜さんの集大成的なコンサートとして非常に印象深いものでした。
明菜さんの復活前後の二大コンサートは、当然ながら明菜さんファンにとって忘れられないイベントだったと思います。
トレンド入りした「明菜ちゃん」
この伝説のコンサート放映を受け、SNSのトレンドワードには「＃中森明菜」や「明菜ちゃん」といったワードが上位に上がり、改めて明菜さんの注目度の高さがうかがえました。
「明菜ちゃんがトレンド入り！」「トレンドに明菜ちゃんあって入れた 素晴らしい演者感…」と反響を伝える声もありました。
さらに33年前でも色あせない圧巻パフォーマンスに、「もう最高！涙出てくる」「明菜ちゃん やっぱり歌が上手い」「やっぱり巧いんだよなぁ 明菜ちゃん しみる…」「やっぱりどの瞬間切り取っても歌上手くてびっくりする。元祖口から音源だよ」と絶賛の声も相次いだようです。
紅白への出演は？
さて、明菜さんと言えば、先日出演者が発表された今年のNHK紅白歌合戦への出演の可能性が、いまだに取りざたされています。そもそも、この数年におけるいわゆる「明菜ブーム」の火付け役がNHKであり、先の「伝説のコンサート」の放映はもちろん、2年前に放映された「中森明菜 スペシャル・ライブ 1989 リマスター版」が大反響を呼び、そこから明菜さん復活への機運が高まったのです。
NHKは昨年の紅白にも実はオファーを出したと言われており、今年は10月3日にはNHK総合で「The Covers」で明菜特集を行い、5日にはBSで「伝説のコンサート～中森明菜」を放送、さらに11月7日にはBSで「中森明菜 スペシャル・ライブ1989 リマスター版」、11月15日には「中森明菜 1991 リマスター版」を放送するなど、他の歌手に比べても圧倒的に扱う熱量が半端ないです。
しかし、明菜さんは果たしてオファーがあったとして、紅白に出演するのでしょうか？ここ数年、確かに今年の7月にはファンクラブ限定でライブを行いましたが、それ以外の場面では表立って活躍しているわけではありませんし、もし出演したとしても圧巻のパフォーマンスを披露することができるのかは不明です。
ひとりのファンとして申し上げると、焦って復活を目指す必要はないと思っております。徐々にラジオや来年4月のように大分でのフェスに出演するなどして、少しずつ活動していけば良いと思いますし、それが紅白のような大舞台に繋げる必要があるのかどうかは、正直言って分かりません。もちろん、紅白出演となれば、熱狂すること間違いないですし、その年の紅白の最大の目玉になることは言うまでもありません。
ただ、明菜さんがそこまでの大掛かりな復活を希望しているのかどうかは、正直微妙なところです。明菜さんは、2010年頃に体調を崩してから休息期間が続いていたわけですが、一時的に復活を果たした後も再び休息を繰り返しており、精神的な面も含めて体調全般が気がかりです。
どうかご自身の体調と精神的安定を第一優先にされ、穏やかに過ごしながら少しずつ活動されることを願っております。中森明菜さんという存在は、ただ存在しているだけでもう十分すぎるほど素晴らしい方だと思います。
私自身も今後、ここで明菜さんの40年以上の活動を振り返りながら語り続けていければと思っています。
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