もう何度もここで書いていますが、私は昨年6月末に35年間務めた組織を早期退職し、今も無職です。
もちろん、無職の状態をいつまでも続けるつもりはなく、いくつかの面接を受けています。
一方で、この半年ほどは「副業」として動画編集とオンライン事務に取り組んでいます。ただし、稼げる金額はごくわずかです。これらに加え、単発バイト（タイミーなど）にも取り組み、生計の足しにしています。
動画編集については、昨年8月からオンラインスクールで編集作業を学び、12月から案件の獲得を始めました。しかし、これまでに獲得できた案件は1件のみで、単価も数百円程度にとどまっています。一方、オンライン事務は昨年9月末から始め、4か月が経過しましたが、紆余曲折が続いています。
それでも、今月になって両方の活動でささやかながら嬉しい出来事が相次ぎました。この経験から、やはり継続し地道に努力を続けることが最も大切であり、この姿勢を忘れてはいけないと痛感しました。
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信頼を得る事の大切さ
エーショー、お前12月早々に動画編集に嫌気さしてたじゃんか。
1件だけ続いているって言ってたけど、そんなんで大丈夫なのかよ？(笑)
うるさい！話を最後まで聞け！（怒）上の女子の戯言は無視して、話を続けます。
今年最初の案件の連絡が、唯一継続している動画編集担当者から連絡がありました。その際の話です。
「今年もよろしくお願いいたします。これまでテロップ入れのみをお願いしてきましたが、今後はカット作業もお願いし、単価も倍に引き上げたいと考えていますが、いかがでしょうか？」
こういう話です。さらに、「エーショーさんは修正がほとんどなく、こちらの意図をしっかり理解されているため、信頼できると判断してお願いしました」と言っていただけました。
上の女子が言っていたように(笑)、昨年末には動画編集で稼ぐのはもう無理だと早々に観念し、編集作業そのものにも嫌気がさしていました。そのため、今回の嬉しい出来事は、なおさら心に響くものがありました。
現在は私はテロップ入れのみをやっており、カットなどの編集はしていないのですが、こういっていただけたならやるしかないですよね。こういう信頼関係が築ける人と今後も継続していき、そこからまた少しずつ可能性を広げていければと思いました。
※ このことはnoteにも掲載しています
信頼を得ることができた嬉しさ
へえ、やるじゃんエーショーよ。
三日坊主のお前だからさ。
くそ生意気な女子は無視して続けます。(笑)
動画同編集者から話しがあった数日後、今度はオンライン事務の会社の担当者（責任者の一）から連絡があり、このような話をされました。
「このたび、（当社が関わっている事業）の成長が実現できたのも、非常にたくさんの対応をしていただいているおかげです！」
「よりご一緒に成長させていただきたいので、12月の報酬分から単価を倍に引き上げたい」
現在オンライン事務では、AI作成文章のファクトチェックと、その記事に使う写真の選定などをしています。その画像の選定の単価を倍にしていただけるというのです。
単純に収益が増える可能性が出たことももちろん嬉しいですが、それ以上に、自分が数多くの案件を処理してきたことを評価していただき、それに伴い信頼を得られたことがとても嬉しく感じています。
正直なところ、いつ契約を切られてもおかしくないと思っていましたが、この会社の成長に自分も微力ながら寄与していると感じられることで、俄然やる気が湧いてきました。
※ こちらもnote記事を書いています
「自己効力感」を増していくこと
このように仕事面でご評価いただけると、やはり嬉しいものですね。
私は35年間、同じ職場で日々淡々と仕事を続けてきました。もちろんきちんと勤務はしていましたが、働いた時間や成果に応じて収入が上がる環境ではありませんでした。そのため、働く喜びや信頼を得る喜びをあまり実感することがありませんでした。収入自体はそれなりにあったものの、通勤への嫌気や会社組織に属することへの苦痛ばかりが積み重なり、「働くこと＝苦痛」と感じる35年間だったと言っても過言ではありません。
こんなことを言うと叱られるかもしれませんが、今は僅かな収入であっても、働いた時間や成果に見合った収入が得られ、さらに信頼を実感できるようになりました。この感覚を得られることで、「自己効力感」が少しずつ高まっているのを感じます。
ここで言う「自己効力感」とは、「自己肯定感」とは異なり、自分が何かを達成したという実感が少しずつ自信へと繋がる感覚のことです。今年は、この「自己効力感」を大切にしながら過ごしていきたいと思っています。
今月末には、昨年末に受けた面接の合否が分かります。合格すればもちろん嬉しいですが、たとえ不合格であっても「自分はやるべきことをやっている」と自己否定せず、次に向けて進み続けたいと思っています。その努力が、また新たな「自己効力感」を生み出してくれると信じています。
今回得た二つの「自己効力感」は、私のささやかな自信となり、血となり肉となっています。このブログの更新も、その「自己効力感」をさらに高める一つの活動としていきたいと思います。
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