台風7号首都圏直撃か!?どうなる!?災害大国日本の未来

災害

こんにちは。昨日は「南海トラフ巨大地震」の恐れについてお話ししました。

南海トラフ巨大地震がいよいよ来るのか – esho’s blog (eshostudio-blog.com)

最近は地震だけでなく台風の影響も懸念されています。先日、台風6号が東北地方に上陸し、大きな被害をもたらしましたが、現在は台風7号が日本近海で発生し、今週末に東日本に接近する見込みです。特に首都圏近県への上陸の可能性があり、被害が心配されます。

日本は、地震や台風などさまざまな自然災害が非常に多い国です。冗談で「地震雷火事親父!」などと表現されることもありますが、実際には過去の歴史においても巨大地震や津波、集中豪雨による水害、そして冬には豪雪の影響など、多くの災害が発生してきました。また、都市部では火災の被害も多く、まさに「災害大国」といえる状況です。

では、日本がこれほど自然災害に見舞われる理由は何でしょうか?そして、それにもかかわらず日本が人口を多く持ち、経済的に発展してきた理由は何でしょうか?災害を克服する知恵や、これからの日本の展望についても考えてみたいと思います。

台風7号発生!

日本の展望の話の前に、まず台風7号の情報が気になりますよね。

8月13日(火)午前3時、日本の南海上で台風7号「アンピル」が発生しました。中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は18㎧、最大瞬間風速は25m/sとなっています。

台風7号は今後、発達しながら南の海上を北寄りに進む見込みです。16日(金)頃には暴風域を伴って伊豆諸島近海に進む可能性があり、その後関東近県に直撃する恐れがあります。また、関東からさらに東北地方へ進む可能性もあるため、東北地方にとっては台風5号に続いて被害を受ける可能性があります。

台風が直撃することで、様々な被害や影響が考えられます。

1⃣ 交通機関の乱れ
台風によって鉄道やバス、航空機などの交通機関が運休や遅延する可能性があります。

2⃣ 物流のストップ
台風の影響で道路や港が閉鎖されると、物流が滞り、物資の供給に支障をきたす恐れがあります。

3⃣ 停電や通信障害
強風や豪雨により電線が断線したり、通信設備が損傷したりすることで、停電や通信障害が発生する可能性があります。

上記のような影響に対しては、慎重かつ柔軟な対応が必要になります。

災害大国の日本

日本は、諸外国に比べても大雨や洪水、大雪、土砂災害、地震、津波、火山噴火などの自然災害が発生しやすい国です。

まず地震についてですが、2022年の統計によれば、全世界で発生したマグニチュード6以上の地震の18.5%が日本で起こっています。日本の国土面積は全世界のわずか0.29%に過ぎないにもかかわらず、この割合は驚異的です。また、全世界の活火山の7.1%が日本に存在しています。さらに、全世界で災害による死亡者の1.5%、災害による被害金額の17.5%が日本で発生しています。これらのデータからも、日本が世界でも特に災害の割合が高い国であることが分かります。

大雨や洪水についても、日本は非常に多くの被害を受けています。日本の大部分は温帯に位置しており、春から夏の季節の変わり目には梅雨前線が停滞し、活動が活発になります。これにより、多量の降雨がもたらされます。

夏から秋にかけては、熱帯域から北上してくる台風が日本付近の天気に大きな影響を与え、毎年数個の台風が接近(年平均10.8個)、または上陸(年平均2.6個)し、暴風雨や前線の活発化によって大雨をもたらします。

冬には、シベリア大陸から吹き出す乾燥した強い寒気が日本海上で水蒸気の補給を受け、日本海側地域に世界でも稀に見る大量の降雪・積雪をもたらします。加えて、日本の急峻な地形により、河川は急勾配であり、大雨が降ると急激に河川流量が増加し、洪水などの災害が発生しやすくなります。

また、日本は急峻な山地や谷地、崖地が多い上に、地震や火山活動も活発であるため、台風や豪雨、豪雪に見舞われやすい気象条件が加わります。このため、土砂災害—例えば土石流、地滑り、がけ崩れ—が発生しやすい状況にあります。特に近年では、林地や傾斜地の都市化など土地利用の変化と相まって、土砂災害による犠牲者が自然災害による犠牲者の中で大きな割合を占めています。

それでも日本は

しかし、これほどの災害大国であるにもかかわらず、日本には1億2千万人を超える人口を抱え、世界第3位の経済大国となっています。 

おそらく、日本は古来より多くの災害を経験し、その甚大な被害を通じて得られた知識や経験、ノウハウが蓄積され、災害時の迅速な対応や復旧に役立っているのでしょう(ただし、最近の政府の災害対策には杜撰な部分もあるように感じますが💦)。

また、災害への備えも徹底しています。学校や企業での防災訓練や個人の防災意識は非常に高いと言えるでしょう。建物の耐震設計や地震警報システムなども整備されていますが、これらについても不安があることは否めません(これも怪しい部分がありますが)。日本は数多くの災害の歴史を乗り越え、その結果として現在は災害が多い国でありながらも、治安が良く、経済的にも豊か(これについても不安があるかもしれませんが)な国となっています。

私自身、この国に甚大な被害をもたらす災害が多いにもかかわらず、この国が豊かである状況が不思議でなりません。その秘訣は上記の理由に直結する部分もありますが、詳細なところまではまだ分かりません。

また、日本では今後も災害の危険性が残されています。これからこのブログで、日本における災害について学び、その知見をまとめて掲載していきたいと考えています。不勉強な点も多いかと思いますが、よろしくお願いいたします。

ご拝読いただきまして、ありがとうございました。

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