私が現在無職であることについては、このブログでも何度か記載しており、ご存知の方も多いかと思います。今年(2024年)の6月30日付で、35年間務めた組織を早期退職し、それから今日までの約6か月間、所属先がない状態が続いています。
一応、完全な無収入状態ではなく、単発バイトやクラウドワークスでオンライン事務的な仕事をしたり、動画編集などで少しですが案件を獲得しています。
この6か月間、実は無職なのに無職らしくないと感じることがあり、でもやはり無職なんだなとも思うことが多々ありました。よくわからないのですが、この半年間の心境と状況の変化を綴っていきます。
フリーランスを目指そうと思い
退職した7月になり、猛烈に何かをしなければならないという焦りを感じた記憶があります。せっかく無職になったのだからのんびり過ごせばいいと思っていたのに、いざその立場になると、何かをしなければならないという強迫観念に襲われてしまいました。
これは私が運営しているnoteの記事なのですが、この時点では、当たり前ですが何もできていない状態でした。コロナに感染していたこともあり、体力的にも精神的にも落ち込んでいた時期でもありました。
この時に書いている内容は、とにかく何かしらの収入を得る手段を作らなければならない、なんとかしなければという焦りが強く出ています。
ただ、ここで書いていることは…「秋口に週4の勤務先に再就職し、一定の収入を得た上で、クラウドワークスなどで副業をしていこう」というものです。結論から言えば、実は今、この目標に向かって進んでいるのですが、そこには紆余曲折がありました。
9月の時点でも、同じような目標設定をしていました。もはや週5日8時間で働きたくない。だから週4日程度で緩やかに働きたい、一方で副業として在宅ワークであれば、土日でも時間があるときに働きたいと考えていました。これは今でも変わっていませんが、できれば土日はインプット(仕事ではなく、勉強や休息に)に使いたいと思っています。ただし、余裕があれば土日でも稼働したいというのが本音です。
本業+副業で働きながら、自由な時間も確保できれば、その時間で好きなことをする。とはいえ、ややフリーランスの方向に気持ちが傾きつつあり、動画編集のスクールで学びながら、ようやくこの頃、クラウドワークスでオンライン事務的な旅行会社の依頼業務に取り組むことが決まりました。
これは10月時点での話です。実はこの日記を振り返るまで、私はかなりフリーランスに軸を傾けていったと思い込んでいましたが、実際はそうでもなかったようです。
ただここでは、「フリーランスを目指すのは変わらないけれど、今すぐ絶対にそうしなければならないわけではない」「とりあえず一定の職に就き、副業で本業を上回る収入を達成できれば、今度こそ完全にフリーランスに舵を切ればよい」と書いています。
この時点では「今、組織に長期雇用されたくない」と言っており、会社勤めに対して忌避感を抱いていたことがわかります。それと、本業を上回る副業収入について言及していますが、これは夢のまた夢で、この時点での自分の認識の甘さが浮かび上がります(笑)。
結局、雇用を目指すことに
11月21日にはこんなことを書いてました。
この頃には、結構ハローワークに足を運び、いくつか応募をしていました。11月末に受けた市役所の短期バイトが不採用になり、少しショックを受けましたが、その後も隣接する地方自治体の会計任用制度採用に応募し、今月その面接試験を受け、来月にその採否が決まります。
もしこれに合格すれば、私は来年4月から採用されます。つまり、こちらが本業となるわけです。そして…。
実は12月から、動画編集の案件獲得を目指し始めましたが…結果は散々で、もう打ちのめされてしまいました💦
クラウドワークスなどで応募しても、応じてくれるのはごくわずか。そして、そのごくわずか採用していただいたのはいいものの、そのクライアントの難癖に耐えきれず、崩壊。僅か1件だけ継続している案件がありますので、このクライアントさんだけは大切に続けていきますが、もう営業自体が無理に感じてしまいました。
わずか2週間でこれです。堪え性がなさすぎですが、多分、長年の人生で営業をかけるなんてことをしたことがなかったので、こんな自分が一気にやっても不可能だったのだと思います。なので、今は一度営業を停止し、スキルアップに再挑戦しています。あるいは、スクール受講中に大した稼ぎがなくてもいいと思っています。
真の働き方改革を目指すために
現在の私の考えは、次のようなものです。
- 本業となる採用先を固める
来年4月の採用を目指し、まずは安定した職を得ることを最優先とする。 - 副業で大きく稼ぐという考えを捨てる
少なくとも今は、動画編集や旅行会社の依頼業務で月1~2万円程度稼げれば十分だと割り切る。 - 生活リズムを安定させる
一度、日々のリズムを整えることに注力する。
散々フリーランスだのと理想を語っておきながら、結局この結論です(笑)。でも、これでいいのだと思います。考えがコロコロ変わったとしても、自分がより良く生きるための選択を優先すべきですから。
「PERSOL MIRAIZ」の面談で、採用を目指す方向性について相談した際、担当の方から次のような言葉をいただきました。
「本当の自由とは、何も決まっていない状態ではなく、何か一つ軸が決まっている上で、自由な選択ができる状態だと思います」
確かに、100%フリーな状態は却って不安が募り、真の自由を満喫するのは難しいのかもしれません。それならば、一つの軸を定めて働きながら、裁量のある働き方を目指し、その中で自由を得て、やりたいことをする方が良いのだと考え直しました。
相談者の方々は非常に親身になって接してくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。また、こうも言われました。
「社会と繋がっていない状態は、あなたにとってもったいないことですよ」
実際、今の無職の状態には少なからず心の不安があります。平日の昼間に出かける際、「会社勤めをしていない自分はこれでいいのか?」と自問自答することもしばしばです。誰がどう見ているかを気にしない方がいいのはわかっていますが、それ以上に、社会とのつながりが実に弱くなっていると感じます。業務で関わる相手がいても、そのほとんどが単発的で一方通行的な関係であり、どうしても淡泊なつながりにならざるを得ません。そのことが、思っていた以上に自分にストレスを与えていたのも事実です。
4月からの正式採用が決まるかどうかはまだわかりませんが、無職の状態を続けるよりも、社会とのつながりをもう一度取り戻したいと思っています。ただ、それはできる限り自分の自由が利く条件でのものであり、過去35年間の働き方とは違う、本業と副業を組み合わせた新しい道です。この道を実現することで、初めて私は「真の働き方改革」を始められるのだと考えています。
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