今日はこの1年を振り返って思う事を書きます。
今年は、35年間務めた組織を早期退職するという、人生で最も大きな出来事があった年と言えます。しかし、そのような年にもかかわらず、3度も体調不良に見舞われました。それも、3月末、6月末、そして年の瀬という節目ごとに体調を崩し、自分の活動に大きな影響を与えました。
3月末の肌寒いときに
まず、今年の3月末のことです。ちょうど「早期退職」を決意した直後で、年度末ということもあり、気持ちが落ち着かない時期でした。
仕事の負担はそれほど大きくなかったものの、肌寒い日が続き、天候もすぐれませんでした。また、行動パターンがやや不規則で、今振り返ると、気力も体力も十分ではなかったように思います。
そうした時期は、やはり風邪を引きやすいものです。のどの痛みと鼻水から始まり、やがて咳が出ました。特に咳が出ると治りにくいものですね…。
この影響で、予定していた主催コミュニティの散歩イベントを中止せざるを得ませんでした。30名近くの参加予定者がいたため、参加を楽しみにされていた方々に多大なご迷惑をおかけしてしまいました。
2度目は退職の日前後にコロナに
2度目の体調不良は、非常に大きな節目に起きました。何と言っても、6月30日の早期退職日を控えていた時期のことです。しかし、その約1週間前に新型コロナウイルスに感染してしまいました。コロナ禍が始まって約4年が経過していましたが、私にとってはこれが初めての感染でした。
さすがに普通の風邪とは異なりました。激しい悪寒に襲われ、咳やのどの痛みといった症状があり、さらに半月以上も倦怠感が続いて気力を失いました。特に、退職日を挟んでの感染だったため、影響は大きく、精神的にも不安定になりました。その結果、この半年間は「どうやって収入を構築するか」という考えにばかり頭が向いてしまったように思います。
もし新型コロナウイルスに感染することなく、早期退職日を迎えられていたならば、もっと前向きに考え、さまざまなことをポジティブに繋げられていたかもしれません。悔やんでも仕方のないことではありますが、今からでもその失った分を取り戻せないだろうかと考えることがあります。
そして、今
そして、今回の風邪についてです。よりによって年末の最終週に咳が出始め、のどの痛みにも襲われています。ただ、発熱がないため、今回は通常の風邪であると思われます。
しかし、「なぜこの年末に風邪を引いてしまったのか」と考えたとき、思い当たる節がありました。それは「動画編集」の作業です。これが原因とは断定したくありませんが、依頼された編集作業を夜遅くまで行っていたことがあり、その影響で就寝時間が不規則になっていました。この点を考えると、こうした動画編集のやり取りは、私には少し負担が大きいのかもしれません。いずれにせよ、普段はしない夜間の作業が目に見えない形で疲労を蓄積させたのではないかと思います。
しかし、その結果、私が主催するコミュニティの大事なイベントをキャンセルせざるを得なくなりました(そのイベント自体の主催は私ではありませんが)。今年は、3月も6月も同様の体調不良が理由で参加を辞退しており、特に3月は自分が主催したイベントにもかかわらず欠席する事態となりました。仮にも主宰者であるにもかかわらず、その責任を果たせない形になり、非常に不本意ですし、情けない気持ちでいっぱいです。
単なる偶然か、はたまた必然なのか
今年、節目ごとに体調を崩してしまった理由は何だったのでしょうか。単なる偶然だったのかもしれませんが、それで片付けてしまうと、また同じようなことを繰り返してしまいそうです。
振り返ると、3月、6月、そして12月の今も、私自身どこか落ち着きを欠き、生活や思考が乱れていたように感じます。3月は年度末のあわただしさに加え、ある友人との関係が終わった影響がありました。6月は、早期退職を目前に控えた不安や緊張が重なりました。そして現在は、動画編集作業での失敗や、来年以降の仕事の構築、さらに面接試験を受けるなど、多くのことが重なり、心が休まらない状態です。
こうしたあわただしさは、これまでも同じ時期に経験してきましたが、今年は「早期退職」と「再就職や副業への挑戦」という新たな課題が加わり、私自身のキャパシティを超えてしまったのかもしれません。これしきの事でキャパ超えなんて情けないですが、これが今の私の現状です。
ゆとりを組み合わせながら、真剣に向き合いたい
「ゆとりを組み合わせながら真剣に向き合う」なんて、できるんでしょうか?口で言うのは簡単ですが、そんな両立が本当に可能なのか、正直なところ疑問に思う方もいるでしょう。
実を言うと、言い出しっぺの私自身もその方法が明確にわかっているわけではありません。ただ、精神的なゆとりをある程度持たないと、物事に真剣に取り組んでも成果が出にくいし、それどころか破綻するリスクが高まると感じています。今回のように精神的に追い込まれると、それが身体にも影響を及ぼしてしまうのだと痛感しました。
最近、在宅の際にはラジオを聴いていました。最初はとても楽しかったのですが、次第に馴れ合いのようになり、刺激が少なくなっただけでなく、集中力やゆとりを奪っていることに気がつきました。(これはラジオ番組のせいではなく、私自身の内面の問題です。)
そこで今日は、この記事を書く際にラジオではなく音楽を聴いてみました。朝はジョン・レノン、昼間からは山下達郎などを選んでみたのですが、精神的にもリラックスできる感覚がありました。こうした工夫で、自分のペースを少しでも取り戻したいと思います。
また、机の上など身の回りをスッキリさせることも重要ですね。もう一度しっかり掃除をして、整った環境で過ごしたいと感じています。
さらに、この半年間、稼ぐことばかりにとらわれすぎていた点も反省しています。副業でどれだけ収入を得るかに気を取られすぎて、心が振り回されていました。今後は、まず本業をきちんと定め、そのうえで少しずつ副業を進める方が良いのではないかと思っています。稼ぐことばかりに気を取られるのではなく、自分の趣味や好きなこと、収入を度外視した取り組みにももっと目を向けたいです。
やはり、稼ぎへの執着や妄想が自分を追い込み、結果として体調を崩してしまったのは反省点です。来年はもう少しゆとりを持ち、穏やかな気持ちで過ごせるよう心がけたいと思います。
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