音楽について 好きな歌手・サウンド

音楽

今日は、自分と音楽について語ってみたいと思います。もっと自分の身近に「音楽」を感じたいという思いから、この記事を書いています。

これまで中森明菜さんについてよく書いてきましたので、今回も明菜さんの話が中心になるかもしれません。ただ、それ以外にも好きな音楽やアーティストがたくさんいます。今回は、それらについてもお話しできればと思います。

色々な音楽をかいつまんできては見たが

私が音楽を聴き始めたのは、多分この記事を読んでくださる皆さんよりも遅く、中学2年生の頃でした。当時はチェッカーズや中森明菜さんが大人気で、松田聖子さんが女性歌手の頂点を極めていた時代です。その中で、私は中森明菜さんに夢中になりました。

明菜さんの存在を知ったのは「少女A」で表舞台に登場したころですが、本格的に彼女の曲を聴き始めたのはその2年後くらいからです。シングル曲でいえば、「北ウイング」「サザンウィンド」「十戒(1984)」の頃です。そして、「飾りじゃないのよ涙は」で完全に心をつかまれ、そこから本格的に聴くようになりました。

1985年と1986年は明菜さんの全盛期で、2年連続で日本レコード大賞を受賞しました。この時期は、ファンとしても熱狂の絶頂期でした。

明菜さんの最初の魅力は、そのビジュアルにありました。当初はアイドルとして惹かれていましたが、次第に歌手としての力量が向上し、アイドルという枠を超えて歌手・アーティストとして大好きになりました。当時、明菜さんがリリースした作品はすべて購入していたほどです。

80年代の私の音楽生活は、まさに中森明菜さんそのものでした。「明菜さん」と「その他の歌手」というように、明菜さんが私の中で特別な存在として際立っていました。

90年代に入ると、多くの歌手が次々と登場し、そのスピードに私の思考が追いつかなくなりました。それでも渡辺美里さん、佐野元春さん、氷室京介さんなどを時折聴いてはいましたが、中森明菜さんほど夢中になることはありませんでした。聴く頻度も散発的になりがちでした。

さらに、90年代前半を彩った小室哲哉系の音楽にはあまり惹かれず、その影響もあって徐々に音楽から距離を置くようになっていきました。

尾崎豊と松山千春

90年代後半になると、当時軽々しいと感じていた90年代のJ-POPよりも、しっとりと心に響くフォーク系の音楽に惹かれるようになりました。中でも松山千春さんの曲が特に好きでした。ひたすらフォークシンガーとして凛とした姿勢を貫く松山さんの歌声は、本当に心に染み入るものがありました。

北海道の大自然を思わせる曲調や歌詞は、都会的な香りのする90年代J-POPとは対照的で、その違いが一層私の心を引きつけたのかもしれません。

そして、私は尾崎豊さんの音楽に俄然惹かれるようになりました。尾崎さんは1992年に不慮の死を遂げましたが、生前は正直なところ、あまり彼のことを知りませんでした。

彼が亡くなって数年後にファンになり、その力強くも儚い歌声とメッセージに深く共感を覚えました。当時の私は、漠然と世間に反発心を抱くような時期を過ごしており、彼の音楽がその心情に強く響いたのだと思います。

音楽空白の20年間

しかし、2000年代に入ると、私は再び音楽から遠ざかるようになりました。それでもミスチルなどを聴くことはあり、一定の興味は持ち続けていましたが、心からはまり込むことはありませんでした。やはり、2000年代のJ-POPの軽い(と感じてしまう)ノリに馴染めなかったことが、最大の要因だったのだと思います。

この傾向は2010年代になってもあまり変わりませんでした。音楽はもはや、私の趣味として重要な位置を占めるものではなくなっていたのです。そう考えると、2010年代はどこか味気ない時期であり、私の40代もまた、少し寂しいものだったように感じます。もしもう少し音楽に対して感受性を持ち続けることができていたなら、40代の人生もまた違ったものになっていたかもしれません。

しかし、その流れに少しだけ変化が2018年頃にありました。EGO-WRAPPINとの出会いです。

中納良恵さんがボーカルを務める二人組のデュオですが、その歌唱力は抜群です。

知人がこのデュオを好きだと話していたのをきっかけに、私も聴き始めたところ、すっかり夢中になりました。それまで少し遠ざかっていた音楽への扉が、再び開いたような感覚を覚えました。

ビートルズとの「出会い」

2019年9月、知り合いから「ビートルズのトリビュートバンド」のコンサートチケットをいただき、行ってみることにしました。当時、ビートルズにはそれほど興味がありませんでしたが、トリビュートバンドとはいえ、本物に近いサウンドを見事に再現しており、思わず興奮して聴き入ってしまいました。

これをきっかけに、私の「ビートルズ」への旅が始まります。当初は初期のノリの良いサウンドに惹かれていましたが、聴き進めるうちに後期の作品に心を奪われるようになりました。

そして時は2020年、コロナ禍に突入します。自宅で過ごす時間が増えたこの時期、私はさらに音楽に、そして特にビートルズに深くのめり込んでいきました。

実は、2019年以前はジョン・レノン以外のメンバーの区別がつかないほどで、誰がボーカルを担当しているのかもわからない状態でした。しかし、今ではほぼ完璧にビートルズのメンバーを理解しています。

50代を目前に控えた時期にビートルズに出会い、彼らの音楽が私のライフスタイルを大きく変えてくれたように感じています。そして、ビートルズを聴くことで、さらに別の音楽への興味が広がり、音楽の世界が一層深くなりました。

色々な音楽を聴きまくりたい

コロナ禍に突入したことで、音楽を聴く機会が増えたのと同時に、ラジオを聴く機会も激増しました。それに伴い、さまざまな音楽に触れる機会も増えました。音楽を聴く→ラジオを聴く→音楽を聴く→そのアーティストや音楽性に興味を持つ→その歌手の音楽を聴く、という好循環が徐々にできあがり、気づけばジャンルが広がったように感じています。

2年ほど前からは、山下達郎さんの音楽に魅了され、今でもよく聴いています。TOKYO FMの「山下達郎サンデーソングブック」を聴き始め、それに伴って達郎さんの曲もたくさん聴くようになりました。その流れで、シティポップや日本のロックの元祖的なアーティストたちのサウンドにも触れるようになりました。その代表格が大瀧詠一さんです。今では大瀧さんの歌をカラオケで結構歌えるようになりましたね(笑)。

それに比べると、私は依然として現在流行している歌にはあまり興味を持てていません。あいみょんさんや米津玄師さんなどが人気ですが、なぜか心から興味を持つことができません。しかし、今後は色々な音楽を聴くようにしていきたいと思っているので、なるべく積極的に聴いていこうと考えています。

ビートルズ、山下達郎さん、大滝詠一さんの曲を聴き、触れ合うことで、音楽シーンの歴史やその発展した背景に触れることができます。これって、結構幸せなひとときだなと感じています。まだまだ知らないことが多いですが、今後はここで自分の好きな音楽について語れたらと思います。

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