中森明菜さんが、来年4月に大分県で開催される音楽フェスに参加するという話題が注目を集めています。少し前には、香取慎吾さんが自身のアルバムで明菜さんの名曲「TATTOO」をカバーし、お二人がコラボレーションで歌うシーンがメディアを賑わせましたね。
このお二人のコラボレーションについては、一部で「とある方たちへの反発心」が関係しているという噂もささやかれています。特に、ある方たちのご逝去や組織の崩壊の後に、お二人の活躍が目立ち始めたことから、この噂に一定の信ぴょう性を見出す人もいるようです。
香取慎吾のライブに明菜の姿が
香取慎吾さんは、中森明菜さんの「TATTOO」が特にお気に入りで、いつかカバーしたいと考えていたそうです。その思いを明菜さんサイドに打診したところ「OK」の返事をもらい、さらに「可能であればご一緒に歌っていただけないでしょうか？」とオファーをした結果、コラボが実現しました。
明菜さんは「香取君に言われて行かないという選択はないでしょ」「ずっと見てたから、応援してました」と語り、快く応じたそうです。
11月19日には、香取さんが二人のコラボ映像をX（旧Twitter）に投稿し、多くの驚きと喜びの声が寄せられました。それもそのはず。中森明菜さんと香取慎吾さんの共演は、まさに夢のような出来事ですよね。
さらに、明菜さんは12月3日に東京・代々木体育館で行われた香取さんのライブにも駆けつけていました。関係者席に座った明菜さんは、ライブが始まるとペンライトを振って盛り上がり、香取さんが「TATTOO」を歌う際には立ち上がり、踊りながらペンライトを振っていたという目撃談もあるそうです。
紅白出演の可能性！？
この二人のコラボを受けて、世間では「香取慎吾＆中森明菜でNHK紅白出演もあるのでは？」と、大みそかの「NHK紅白歌合戦」への出演を期待する声が多く上がっています。
一方で、その紅白には明菜さんや香取さんと因縁深いとされる、とある方の出演も予想されており、さらなる注目を集めています。
今年の紅白は「目玉不在」とささやかれているだけに、もし明菜さんと香取さんが特別枠で出演し歌うことになれば、大いに盛り上がることでしょう。一方で、一部の報道では、明菜さんの元カレとされている近藤真彦さんが、今年12月でデビュー45年目を迎えることもあり、近藤さんが紅白に出演し、明菜さんは出場しないのではないか、という予測もあります。
しかしながら、近藤さんは数年前に一度出演しており、数年前にご自身の不倫問題があってジャニーズを退所するなど、あまり良い印象がありませんし、新鮮味に欠ける感があります。Ｘなどでも「なんで近藤？いまさら」というように、近藤さんに対する嫌悪感が強いようです。
新鮮味が特別ない近藤さんよりも、明菜さんと香取さんのコラボであれば、むしろそちらを見たいと思う人が圧倒的に多いようです、もちろん私もそうですが、前の記事にも書いたように私は明菜さんの紅白出場を必ずしも熱望はしておらず、ご自身のペースでゆっくりやってほしいなと思っています。もちろん、それでも出演すれば精いっぱい頑張って歌ってほしいです。
旧ジャニーズの創業家に振り回された二人
近藤真彦さんは中森明菜さんの元カレとされており、二人の間には因縁深い関係があります。また、香取慎吾さんも元ジャニーズ所属で、近藤さんの後輩にあたるため、こちらもまた複雑な因縁を抱えていると言えます。
さらに注目すべきは、明菜さんと香取さんの間に共通する「ジャニーズ創業家に振り回された過去」です。これが二人をつなぐ大きな共通点でもあります。
明菜さんと近藤さんは約5年間交際していましたが、1989年7月、明菜さんが東京・六本木にある近藤さんの自宅マンションで自らの腕を刃物で傷つけるという衝撃的な出来事が起こります。その年の大晦日、明菜さんは近藤さんに伴われ、いわゆる「金屏風会見」を開きました。この会見は「紅白歌合戦」の裏番組として生中継され、多くの記者が婚約か結婚の発表かと思い駆けつけました。
しかし実際は、明菜さんが涙ながらに「ごめんなさい」と謝罪する会見でした。髪を短く切った彼女の姿は衝撃的で、交際を否定する近藤さんが「明菜ちゃんが復帰するレールを敷くお手伝いをしたい」と語ったことが記憶に残ります。この会見の背後には、旧ジャニーズ事務所のドンであったメリー喜多川氏の関与があったとされ、当時のテレビ朝日音楽班の責任者が「メリー氏と話して決めた」と語っていたという証言もあります。
また、2016年1月に報じられたSMAP解散騒動でも、ジャニーズ事務所の影響が色濃く表れました。同年1月18日に放送された「SMAP×SMAP」での生謝罪では、木村拓哉さんが事務所側とされ、それ以外の4人（中居正広さん、稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さん）がまるで「公開処刑」のような形で謝罪を強いられたとして批判が殺到しました。この生謝罪の内容は、草彅さんが「ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれた」とコメントするなど、事務所と木村さんに迷惑をかけたという立場を強調するものでした。
こうした背景から、今回の中森明菜さんと香取慎吾さんのコラボには、「お二人に共通するのは、旧ジャニーズ事務所のメリー喜多川氏との対立の構図だ」といった声も聞かれます。明菜さんと香取さんがともに、創業家に振り回された過去を乗り越えた存在であることが、今回のコラボにさらなる意味を持たせているのかもしれません。
ただし、これらはあくまで結果論的な側面も含まれていると言えます。確かに、中森明菜さんと香取慎吾さんの双方がジャニーズ創業家に振り回された過去を持つことは間違いありませんが、それが直接的に二人の結束につながったわけではないと思われます。
しかしながら、二人の活躍がここ数年で活発化した背景には、偶然かもしれませんが、ジャニー喜多川氏とメリー喜多川氏の他界、そして旧ジャニーズ事務所の崩壊といった出来事が時を同じくしている点があります。このタイミングの一致は、いかに旧ジャニーズ事務所という存在が、明菜さんや香取さんにとって長い間「重し」となっていたかを示しているのではないでしょうか。
旧ジャニーズ事務所の存在が本当にお二人の障壁になっていたのかどうかは、確実には言い切れません。しかし、もしそうであったとすれば、その障壁が取り払われた今、これからのお二人のさらなる活躍に期待したいところです。
中森明菜さんも香取慎吾さんも抜群の才能を持ちながら、ここ数年は表立った活躍があまり見られなかったため、ぜひこれから再び輝いていただきたいと思います。ただし、無理をせず、それぞれのペースで歩んでいってほしいですね。
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